
木製家具が壊れたとき、すぐに捨てる前に修理できるかどうか確認してみてください。自分でできる修理と、工房に持ち込んだほうがよい修理があります。判断の基準を整理します。
01 自分でできる修理:表面の傷と緩んだ蝶番
天板の表面についた浅い傷は、サンドペーパーで削って油を塗り直すことで目立たなくなります。240番から始めて400番で仕上げ、くるみ油かオリーブ油を薄く塗ります。深い傷は削る量が増えるので、平らさを保つのが難しくなります。
蝶番のネジが緩んだ場合は、ネジ穴に楊枝を木工ボンドで差し込んで固め、乾いてからネジを締め直すと効果的です。ネジ穴が広がっている場合の応急処置として使えます。
02 工房に持ち込んだほうがよい修理
椅子の脚のほぞが緩んだ場合、接着剤だけで固めると一時的には直りますが、再び緩むことが多いです。ほぞを削り直して寸法を合わせ直す作業は、道具と経験が必要です。
天板の割れも、割れ方によっては自分での修理が難しいです。木の繊維に沿った割れは接着できますが、繊維を横切る割れは接着しても強度が戻りにくいです。状態を見てから判断が必要です。
03 修理を依頼するときに伝えること
修理の相談をするときは、上記の情報を伝えると状態の判断がしやすくなります。写真を撮って送っていただくと、持ち込む前に対応できるかどうかお答えできます。
- いつ頃から壊れ始めたか
- どのように使っていたか(屋外・水回りなど)
- 過去に修理や塗り直しをしたことがあるか
- どの程度まで直したいか(見た目重視か強度重視か)
Morning River Haven では、当工房でつくった家具・小物の修理を受け付けています。他の工房の作品でも、状態を確認してからお答えします。まずはお問い合わせください。